ドイツで発生した病原性大腸菌による感染症が話題となっています(www.nytimes.com, Health)。 ドイツでは既に10数名以上の人が死亡し、1500人以上の人が感染しています。 ベルリンを中心に野菜、特にレタス、トマト、キュウリを食べた人が感染しています。 始めスペインから輸入したキュウリから感染したのではないかと言われて問題となりましたが確証はありません。 病原性大腸菌O-104が原因とされていますが、遺伝子的には新しい大腸菌とのことです。 出血を伴う下痢があり、溶血性尿毒症になり死亡するケースが見られています。 患者の70%が女性との事ですが、原因ははっきりしていません。 おそらく女性の方が男性より野菜を多く食べる事が原因しているのではないかと推測されています。 抗生物質も効果が悪いとの事、既にヨーロッパのみでなく、アメリカでも発症している事などを考えると、日本でも早晩発症する事が予測されます。
全ての感染症から身を守るには、手洗いとうがいを十分にしましょう!