昨年のSARS、今年の鳥インフルエンザなど感染症がわれわれの生活を脅かしています。
最近注目したいのが動物由来の感染症が増えてきていることです。 新しい感染症法には73の疾患があるのですが、そのうち30が動物由来感染症なのです。
東邦大学微生物学教室の山口恵三教授は畜産関係で動物の生産効率をあげるため抗菌性物質が大量に使われ、そのため耐性菌が出現してきていることを指摘しています。
人類は感染症を克服することにより寿命を延ばしたのですが、その感染症によって再び生命が危険にさらされているのです。
抗生物質の使用は慎重に!