地震・津波・原発事故と三重の災害に遭った日本。 しかし現地では自衛隊・消防庁・警察庁・東電関係者・医療関係者・ボランティアの方々が日夜不眠不休で頑張っております。 これらの人々には本当に頭が下がる思いです。
頑張っている皆さんに今心配なのは過労と不眠による欝状態です。 独協医科大学越谷病院こころの診療科 井原 裕教授によると睡眠不足によるメンタル系の障害を指摘しています(日医ニュース、平成23年3月20日号)。
睡眠は本来休息ではなく、生体にとって積極的な建設であるという事です。 難しい理論は別にして、彼は鉄道の夜間保線作業を例にとって説明しています。 復旧工事はもっぱら夜間行なわれますが、それなくしては日中の安全な走行が保証されないということです。 すなわち人間の身体も睡眠によって保線作業が行われ、日中健康的な生活が可能となるとの事です。
それではどのくらい睡眠を取れば良いのでしょうか? 回答は次回。