食事をしても通過障害は無いのに普段喉のつかえを訴える方がいます。 咽喉頭異常症といって、慢性副鼻腔炎・慢性扁桃炎・慢性咽喉頭炎が主たる原因とされて来ましたが、最近喉のつかえを訴える人の50〜60%が胃食道逆流症(Gastroesophageal reflux disease, GERD)が原因と考えられて来ています(日本医事新報 No.4436)。 喉のつかえを訴える原因はその他に沢山ありますが、まず耳鼻科で診てもらい、異常がないときは上部消化管の内視鏡検査をしましょう。 GERDの診断がつけばH2ブロッカーやPPIなどの薬で簡単に軽快します。
しかし食道癌だったら怖いですね。 自己診断は危険です!