今から30年以上前神奈川県の方と近隣医療機関の代表と乳癌集団検診の協議会を定期的に開いたことがあります。 小生も協議会委員として参加させていただいたのですが、集団検診で最も大切なことは自己検診の普及という結論に至ったことでした。 しかしいつしか自己検診の普及は廃れて、なんでもかんでもマンモグラフィーとなってしまいました。 その結果マンモグラフィーの検診を2年に一回受ければ全て解決したような風潮にになってしまったようです。 今回某有名人が毎年検診を受けていたのに進行乳癌となり乳房全摘になってしまったと報道されていますが、彼女の場合毎月自己検診をしていればこのような進行乳癌にならなかったのではないかと推測しています。
乳癌で生命を落とさないためには毎月の自己検診が大切です。