メタボ検診が盛んに行なわれるようになりましたが、誰でも心配なのは老後の寝たきりや認知症。 肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧症などを見つけて対策を立てるのがメタボ検診の建前。 しかし忘れてならないのが喫煙。 最近はMR検査が気楽に出来るようになって,脳の情報を簡単に得ることが出来ます。 非喫煙者の人は65歳ぐらいから脳萎縮が認められるようになりますが、喫煙者または慢性受動喫煙環境にいる人は30歳代から脳萎縮が始まります(日本医事新報NO.4433:埼玉医大 大貫 学准教授)。 認知症は物忘れを初発症状として進行するのですが、喫煙している30歳代の場合物忘れが無くても病理学的に認知症が認められるとのことです。
喫煙歴15年以上の方は脳萎縮による認知症に注意されたし。