パンデミックの歴史を知ろう!

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小長谷正明国立病院機構鈴鹿病院名誉院長の著書「世界史を変えたパンデミック」を紐解きました。世界の歴史はパンデミックとの戦いであったことを改めて思い知らされました。古くは黒死病(ペスト)でイタリアが蹂躙されたり、モンゴル帝国がヨーロッパ・アフリカまでペストを持ち込み、エジプトの人口の3分の1が死亡しました。永遠の都ローマを征服しようと試みた民族はマラリアに斃され失敗しています。ナポレオンは70万人の兵員を用意してロシアへ進行したが戦闘になる前に数万人がチフスに罹り、冬将軍との戦いとされましたが、結局伝染病に悩まされ、フランスに帰国した時兵士は数千人しか残されたいなかったとのことです。第1次世界大戦では戦闘で亡くなった兵士の数よりスペイン風邪で亡くなった兵士の方が多かったと言われています。人類は常にパンデミックとの戦いだったのですね。現代人は新型コロナとの戦いだけでなく、これから発生するかもしれないパンデミックに対しては世界大戦並みの努力が必要ですね。

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