戦国武将の命はいかに?

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医師であり、歴史小説家である篠田達明氏の著書「戦国武将のカルテ」(角川ソフィア文庫)を読む機会がありました。 戦国時代は殺し殺されるドラマの連続ですが、有名な武将がかなり若くして命を落とすことになっていることを知りました。 石田三成41歳(斬首)、上杉謙信49歳(高血圧性脳出血)、上杉景虎27歳(切腹)、大谷吉継42歳(切腹)、織田信長49歳(切腹)、加藤清正50歳(ウイルス性肝炎)、蒲生氏郷40歳(肝臓ガン)、黒田孝高(黒田官兵衛)59歳(不詳)、小早川秀秋21歳(アルコール性肝不全)、真田幸村49歳(外傷)、武田信玄53歳((食道癌)、今川義元42歳(頸髄損傷)、竹中半兵衛36歳(肺結核)、豊臣秀頼23歳(切腹)などが挙げられる。 それに反し長命を全うした武士もいる。 その代表が徳川家康75歳(胃癌)だろう。 この時代に生きた女性たちはかなりタフに生きている。 お大(伝通院)75歳(老衰)、おね(北政所)76歳(老衰)、千姫70歳(不詳)、なか(大政所、秀吉の母)80歳(熱中症?)、前田まつ71歳(熱中症?)、山内千代61歳(アルコール性肝不全)。 しかし悲劇の主人公もいます。 お市の方(絶世の美人、信長の妹)37歳(頸部損傷)、その娘の淀どの49歳(自殺)が当てはまりますね。

北朝鮮の核実験で世の中が物騒になりつつある現代、医学が発達した現代、本当に幸せなのかしら?

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