乳癌になっても運動を続けよう!

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以前この欄でもあげましたが、乳癌患者の運動についてまた考えましょう。 Medical Tribune2008年1月3日号で取り上げられていますが、乳癌患者が心血管疾患になる確率が術後治療により上昇するとの事です。 乳癌罹患患者の年齢は40歳後半が多いのですが、その頃になると高血圧症になる人も増えて来ますし、術後大事にされて運動不足と肥満を抱える事のもなりかねません。 それに化学療法による心筋への負荷(最近注目されているトラスツズマブや以前から使用されているアドリアマイシンなど)は長期的には心不全の危険性を上昇させたり、放射線治療やホルモン治療も影響を受けます。 これらの危険因子を克服する最上の方法が運動です。 運動こそ乳癌術後の危険因子を軽減させる切り札です。 運動することにより血圧を下げ、体重を減少させ、心臓を強くするのです。 乳癌術後はくよくよせず、外へ出て歩きましょう!

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