以前エストロゲンとプロジェスチンの合剤が乳癌・脳卒中・心疾患の危険性を増加させるとして話題になった事があります。 そこでHot flashなどの更年期特有の症状を防ぐためにエストロゲン単独で服用する女性が増えてきました。 しかし米国のWomen’s Health Initiativeの研究では長期のエストロゲン服用は乳癌のリスクを高めるとの警告を発表しています(CNN. Health. May 9, 2006)。 エストロゲン単独では脳卒中と記憶障害という副作用以外問題なく、乳癌発生のリスクを増加させないとの事で推賞されてきましたが、再考しなければならないですね。 WHIのデータでは15年以上服用した場合リスクが大きくなるという事で、10年以下は心配ないとの事です。
ホルモン補充療法は必要最小限にしましょう!