メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、体内時計の管理下に夜間分泌が促進され、日中は抑制されます。 このメラトニンの活動により我々は夜安眠できるのです。 まさしく夜活動するホルモンなので、睡眠のドラキュラとも言われています。 このメラトニンの作用を利用して不眠症を治療しようという試みが行われ、ついに新薬として登場しました。 日本ではまだ発売されていませんが、近い将来武田薬品からロゼラムという商品名で登場します。 従来から存在する睡眠薬は翌朝まで作用が続き、目覚めが悪いことが多く、全く作用機序が異なる商品の登場は注目の的になっています。
ところで昼寝したいとき、この薬は飲んでよいのかしら?