大学時代の同級生:清水允煕先生の話を聴く機会がありました。 彼は認知症を治療する第一線の精神科医師で富士山麓病院の理事長です。 認知症を治療する上で、現在の生活を充実することにより過去と未来を創造する「会話・行動療法」を実践して、今まで認知症患者の40%は改善、40%は不変に持って行き、残りの20%が増悪した実績を持ちます。 認知症の治療は沢山の薬物が研究されていますが、どれも有効なものはなく、現在のところ薬で治すことにかけては絶望的とのことです。 この治療で80%の認知症患者が改善ないし不変だったということは驚異的です。
具体的には次回へ。