3.寝て触診

ゆっくりとした姿勢で仰向けに寝て、できたら左肩に枕かタオルを入れ、左側の乳房を高くします。
次に左腕を曲げて頭の後ろに持っていきます。これで左乳房は広く緊張します。

<立って触診>の時と同様、左乳房を右手で、わきの下から渦巻きを描いて乳首まで触れていきます。
4本の指を伸ばし、胸板に向かって力を入れ、胸板と指で乳房を押さえるようにします。こうすることにより、乳房の表面のデコボコに触れることができます。

デコボコが乳腺の場合、ツルツルしていてクリクリと動く触感があります。しかしこれがガンの「しこり」であった場合、硬くゴツゴツした触感がします。

左乳房の触診が終わったら、右乳房も同様に行います。

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