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非ステロイド性抗炎症剤を服用していますか?

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)は鎮痛目的で多数の人が常用しています。 しかし沢山の副作用があり、注意して服用しましょう。

一番問題になるのは消化性潰瘍がある方です。 潰瘍が増悪しますし、新たに潰瘍を発症する方もいます。 NSAIDsは禁忌です。 アスピリン・アレルギーの方も駄目。 また喘息を持った方にもアスピリン喘息を誘発する可能性があり、注意が必要。 妊娠・授乳中の方も禁忌です。 さらにワーファリンを服用している方も出血傾向が強くなり禁忌です。 それは血小板凝固作用に影響があるからです。 またニューキノロン系抗菌剤との併用でてんかんを起こすこともあり駄目です。 カルシウム拮抗剤やβ・ブロッカーなどの降圧剤を服用している方も、降圧剤の作用を低下させるので注意が必要です(日本医事新報。No.4201, 2004)。

この薬は極めて沢山使われていますが、沢山注意してください。

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