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若年者の高血圧は脳の障害を誘導する!

40歳までに高血圧になった方はその時期に正常血圧の人と比較すると脳卒中や認知症になる確率が高いという報告がありました(Los Angeles Times, Nov. 11, 2012)。 最新のLancet誌にCalifornia大学のAlzheimer’s Disease Centerの脳科学者たちがその研究成果を発表しています。 40歳までに140/90以上の高血圧症になった人達はその時期に正常血圧の人達と脳機能や脳解剖を検討して平均7.2歳以上老化しているとのことです。 昔から高血圧症は脳と心臓の障害を確実に起こすと言われております。 脳に限って言えば認知能が確実に衰え、いつか認知症になってしまいます。 日常診療で多数の高血圧症患者さんを見ていると、特に若い方は自分が高血圧症であることを認めたがらない傾向にあります。 高血圧症の治療を怠ると、いつかは認知症になります。 この記事は大事な警告ですね。 

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