世の中運動ブームになりつつあり大変喜ばしい事でもあります。 しかし本当に運動しなければならない人たちはなかなか運動しないという事実があります。 毎日診療をしていると、例えば高血圧症の人が運動をすれば降圧剤から解放されるのにも関わらず、忙しいのひと言で運動を拒否したり、あるいは運動の必要性を頭の中では分かっても実行に移さない人もいるのに気がつきます。 人類は古来、生きていく為には狩りをしなければなりませんでした。 テレビの前にどっかり座り、手当り次第にたらふく食べる飽食状態になったのはごく最近の話。 米国では3人に2人が肥満。 団塊の世代の人が仕事を辞めてテレビの前で生活するようになったらどういう事になるでしょうか。 医者と坊主丸儲けです!