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新型コロナ感染の検査法の違いは?

新型コロナ感染の検査についてPCR法(コロナの遺伝子同定)が有名になり、世界中で実施されています。コロナに感染したことを証明するには無症状でも判定ができることで普及していますが、時間と費用が障害となり日本では検査数が当所伸びていませんでした。コロナの感染を確認するのは抗原検査や抗体検査があります。抗原検査は早く結果が得られるのですが、ウイルス量がPCR検査の10〜100倍必要です。簡易抗原検査も出現していますが信頼度がイマイチの状態です。抗体検査はコロナに罹患した人を同定するもので、現在の感染を評価することにはなりません。ドイツでは買い物客やレストランを利用する人には抗原検査を実施して陰性ならば許可するようになりました。この抗原検査は国が無料で週2回検査ができるようにして感染の拡大を防止するようになりました。日本でも中途半端な支援金を出すよりも抗原検査を積極的に実施したら良いと思います。インフルエンザの感染をチェックするときのように鼻の穴から綿棒を入れるのが嫌ですが、これも仕方ないですね。(写真は箱根ドールハウス美術館のミニチュア)

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