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新型インフルエンザはバイオテロか?

パンデミックPhase 6ということになって新型インフルエンザは新たな展開を示しています。 メキシコに始まり、アメリカ、イギリス、スペイン、日本に多数の感染者が出ていますが、6月になり南半球のオーストラリアで増加しています。 いつもお決まりであった東南アジアでは左程感染者数が増加していません。 防衛医大の早川正道教授は日本医事新報No.4439で興味あることを書いています。 日本人の常識では感染症と兵器は別のものなのですが、細菌やウイルスを新たな兵器として利用される可能性があることを指摘しています。 生物兵器は「貧者の核兵器」ともいわれ、お金をかけないで高度な殺傷力や不安感を与えることが出来るとのことです。 イラク戦争の時炭疽菌が生物兵器として使用されるのではないかと話題になりましたが、新型インフルエンザが兵器として利用される可能性が推測されています。 たとえ弱毒の生物兵器で、人を殺さなくても経済的打撃を与えることが出来るからです。 人類は新たな難題を抱えて来たようです。

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