人体は37兆2000億の細胞の集団であると判明したのですが、それでは人体にどれほどの細菌が住み着いているのだろうか。 日本経済新聞2015年7月19日号では約1000種類1000兆個もあると報告されています。 この細菌の集団をMicrobiome(細菌叢)というのだそうな。 遺伝子解析技術の進歩で細菌の種類を測定可能になったのです。 人体は細胞と細菌の集合体なのですね。 細菌分布をみると
口腔100億、皮膚1兆、胃1万、大腸約1000兆、小腸1兆、泌尿器生殖器1兆存在し、大腸が最大の細菌を抱えているのです。 我々が毎日排泄する便は大腸から脱落した細胞と大腸菌と消化された食物残渣とが混合しているのです。 大腸内にある細菌は約1kgから1.5kgになるとのことで、我々の想像を超える事実が判明しています。 細菌叢の研究が進むにつれて細菌と病気の関係が新しく説明ができるようになってきました。
ところであなたは毎日排便していますか? 便秘していると死滅した大腸菌が大量に下部大腸に溜まっていますよ!