近年乳癌増加傾向にあるなかで、若い女性の乳癌が目立つようになりました。 小生の経験では最も若い人で19歳。 20歳代は珍しくありません。 未婚の状態で乳癌になると、妊娠・出産という女性に取って大切な時期を悩みながら過ごす事になりかねません。 子供をあきらめてしまう方が沢山います。
臨床的には乳癌手術後2〜3年を経過すれば妊娠しても影響が無いといわれています。 乳癌はホルモン環境が大変大きく影響します。 しかし乳癌手術という戦場を戦い抜き、妊娠・出産に挑戦していただきたいものですね。 無事に出産を終えて頑張っている患者さんもいます。