日本経済新聞はこれから肥満症ビジネスが活発になるという記事を掲載しています。特にアメリカでは5人に2人が肥満症に悩まされています。日本でも肥満症に悩まされている人が沢山います。製薬会社は肥満症対策の薬を開発することにしのぎを削っており、コロナワクチンに劣らぬ利益を提供するものと目論んでいます。それは脳に満腹感のシグナルを伝えるホルモン:GLP-1 の受容体作動薬を開発することがポイントです。すでにウゴービという注射薬などが開発されていますが、アメリカではセマグルチド(リベルサス)等の経口薬を8人に1人が使用しています。この薬は本来糖尿病の治療薬なのですが、単に肥満症の治療のみならず、脳卒中・アルツハイマー病・パーキンソン病・睡眠時無呼吸症候群・オピオイド依存症などの予防・治療に有効だということがわかってきています。これは素晴らしいことですね。小生は肥満ではないけど、服用してみたいですね!