睡眠に対する誤解を解きほぐそう!
(1)就寝近くに食事をしない。
夜遅く食事をすると睡眠中の身体の体温低下を妨げ、インスリンレベルを上昇させます。 睡眠中のメラトニンや成長ホルモンを低下させます。 就寝3時間前の食事は避けましょう。
(2)明るすぎない部屋で睡眠をとろう。
明るい部屋で睡眠をとるとメラトニンや成長ホルモンの分泌を抑制します。 コルチゾールの分泌が増加します。 また電気目覚時計は松果体のバランスを崩します。 目覚時計は離れた所に設置しましょう。
(3)就寝前に飲み過ぎないように。
飲酒するとトイレに行くことが多くなります。 夜間の自然睡眠を妨げることになります。 就寝2時間前は飲酒を止めましょう。
(4)就寝前のExerciseは避けましょう。
運動をすることにより体温が上昇し、メラトニン分泌を抑え、ノルアドレナリン、ドーパミン、コルチゾールの分泌増加を来します。 就寝3時間前の運動を控えましょう。
(5)就寝前のテレビやコンピュータの使用はひかえる。
就寝前は脳のパワーダウンを心掛けよう。 瞑想や読書により精神的安静を誘導しましょう。
(6)寝室部屋は暖かすぎないように。
睡眠中の体温はややクールダウンすることが大切です。 夜間睡眠中の体調の回復を目指す為には体温の低下が必要です。
(7)タイトな寝間着を着用しない。
身体に密着する寝間着やきついブラは体温を上昇させ睡眠を妨げます。 ヌードで寝るか、密着した寝間着を避け、重い布団を避けるようにしましょう。
(8)適切な睡眠時間をとるように。
睡眠を研究している専門家の一致した睡眠時間は7〜8時間だと言っております。 睡眠不足、過剰睡眠はホルモン環境を乱します。 血圧上昇、肥満、欝状態を誘導します。
(9)夜更かしはしない。
自然睡眠の時間帯は夜10時から11時始まります。 夜更かしすると身体的修復機能を抑制し、健康を破壊します。 ちなみに子育て最中のご両親へ推薦する本があります。 三池輝久著「子どもの夜ふかし、脳への脅威」を是非読んで下さい。 寝ない子どもの脳が破壊されることにご注意を。
今回の睡眠に関する情報はABC NEWS, May 23, 2014から引用しました。 医学的には常識なのですが、日頃中途半端に理解されている睡眠時間や睡眠方法を再考して頂きたい為です。
こんなことを記載していると眠くなった。 もう寝よう!