家庭用自動血圧計は可成り普及して、いまは体温計と同じくらい無しでは済まされなくなっています。 しかし測定方法がまちまちで正確な血圧が反映されない事が多いようです。 日本高血圧学会でも血圧の測定条件のガイドラインを発表しています。 以下のような注意を守って頂きたいものです。
(1)測定前5分間以上の安静座位
(2)カフを心臓の高さに位置する事
(3)測定直前カフェインや煙草は禁止
(4)朝起床後1時間以内に測定
(5)排尿後1〜2分安静座位としてから測定
(6)朝食前、服薬前に測定
(7)夜は就寝前に測定
(8)上腕を露出して測定(衣服は脱ぐ)
(9)計測値は3回測定し平均をとること
測定する部屋の条件、精神状態、飲酒や服薬の種類等色々な条件が関与するため正確な血圧はなかなか測定できないものですが、長い経過のもとに評価する事が大切です。
なに血圧計を持っていない! まさか!