レストランでサラダを食べる?

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高血圧症は年齢が進行するに従い相手にしなければならない厄介な病気です。 肥満・糖尿病・脂質異常症と併せて「死の四重奏」といわれます。 高血圧症の治療で注意しなければならないのは塩分の過剰摂取。 日本人の平均塩分摂取量は1日12グラムといわれています。 日本高血圧学会では1日6グラムに制限すべきだとしています。 米国ではAmerican Heart Association(AHA)が1日3.8グラムを上限に設定しています。 塩分は腎臓に負担をかけ高血圧を促進させます。 塩分を摂取しながら死を目指しているようなものです。

しかしサラダに塩をたっぷりかけて食べるのは美味しいですね。 サラダ(ドイツ語Salat)はイタリア語のInsarataからきており、In – sala – taと分けたsalaは il sale (das Salz 塩)、taは過去形を表すことで、”塩を入れた”ということだそうです。 野菜だけよりも塩を振ることで味がぐっと上がることからつけられました。 また、レストランRestaurantはラテン語が語源で、動詞のrestaurerはフランス語で”再び訪れる”(wieder herstellen)の意味で、”食事によってパワーを得る”(von Stärke durch Essen)を表すことからつけられました。 レストランでサラダを食べて力を付ける。 南無阿弥陀仏。

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